【原因はたった1本のネジ、片引戸フリーサムターン不具合の真相...
2026/04/29
【原因はたった1本のネジ、片引戸フリーサムターン不具合の真相】
本日一件目は、昨日お電話で、片引戸の下側の鍵が突然回らなくなる、サムターン回し防止機能を使うと開けられなくなるという不安なお声をいただいた現場へ。
ドアはTOSTEMの片引戸、鍵はMIWA PSキー。
内側のスライドレバー上の鍵を回すとフリーサムターンになる、最近の片引戸に多い仕様だとすぐに分かりました。
現場で確認すると、想定通りの構造。
さらに上吊り式のため、わずかにドアの傾きもあり、最初はそれが原因だと考え、受け側にワッシャを入れて少し浮かせる調整 を試しました。
しかし、これではケース側の押されるポイントが届ききらず、
根本解決にはならないと判断。
そこで錠前本体を外してみると
◆ 真の原因は外れた固定ネジ
外した瞬間、ネジがポロリ。
錠前を固定するネジが外れていたため、本体が浮いたり沈んだりしてロックが戻らなくなる状態に。
しかも、その浮いた部分には
フリーサムターン機能が組み込まれているため、症状が出たり出なかったりする厄介な構造。
確認時に不具合が出なかったのも、この浮きが原因でした。
◆ 決めつけず、一度外して確認する大切さ
経験を積むほどこれが原因だろうと思い込みがちですが、今回あらためて決めつけず、一度外してみる、この基本の重要性を痛感しました。
本来なら短時間で終わる作業でしたが、逆に良い復習の機会をいただいた気持ちです。
お客様も原因が明確になり安心されたご様子で、こちらも胸をなでおろしました。
小さなネジ1本でも、鍵の動作は大きく変わります。
今日もまた、鍵の奥深さを教えられた現場でした。
次の作業も丁寧に向き合ってきます。




