【40年以上使われたSHOWAユニロック故障|お寺の本堂ドア...
2026/05/11
【40年以上使われたSHOWAユニロック故障|お寺の本堂ドアを修復しました】
本日は、あるお寺の住職様から
家側から本堂に入るドアが、家からは開くのに本堂側からは全く開かない。直せないかとのご相談をいただき、現場へ向かいました。
お電話では錠前の種類が特定できなかったため、まずは現地で確認。
取り付けられていたのは SHOWA社製 SM-G2(BS60mm)ユニロックシリーズ でした。
このSM-G2は、
• 中側:押しボタンでロック
• 中側はロック状態でもノブを回せば解除
• 外側:鍵がないと開かない
という構造の旧型ユニロックです。
実際に操作してみると、中のロックは解除されているのに、本堂側からは全く開かない状態。
内部のラッチ機構が完全に壊れており、動作が噛み合っていませんでした。
使用年数を伺うと、なんと 40年以上。
ここまで長く働いたユニロックは珍しく、もはや修理では対応できないレベルの故障でした。
今回は後継として、GOAL社 ULW-5E(鍵付きユニロック) を選択。
この年代の錠前はメーカーが違ってもサイズがピッタリ合うため、交換が可能です。
しかし問題はここから。
内側ノブを外すためのピン刺し、抜きが、何度やっても抜けない。
旧型SHOWA SM-G2ではよくある外れない病です。
そこで登場するのが、鍵屋の裏技とも言える パイプレンチ
ノブをガッチリ掴んで、思い切って引きちぎります。
これが意外と簡単で、ちょっとだけ泥棒の気持ちがわかる瞬間でもあります。
ノブさえ外れれば、内側のステンレス傘も外れ、ネジもアクセス可能。
あとは新しい GOAL ULW-5E を取り付けて作業完了。
破錠と交換で 約30分。
無事に本堂へ中に入れるようになり、住職様も大変安心されたご様子でした。
古いユニロックは、中からは開くのに外から開かないという故障が非常に多く、40年前後使用している場合は早めの交換が安心につながります。





