株式会社鍵匠
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【4桁ダイヤルのスーツケース解錠依頼と、番号特定の一部始終】

【4桁ダイヤルのスーツケース解錠依頼と、番号特定の一部始終】

2026/04/15

【4桁ダイヤルのスーツケース解錠依頼と、番号特定の一部始終】

本日は、旅行からお戻りになったお客様よりスーツケースの番号を合わせても開かないとのご連絡をいただきました。

スーツケースのダイヤル番号は、通常は勝手に変わることはありません。
非常用の鍵をお持ちか確認しましたが、それも無いとのこと。
お客様のご帰宅予定が17時30分とのことで、その時間に合わせて待ち合わせをいたしました。

玄関前で合流し、まずはお客様のご記憶の番号で合わせていただきましたが開かず。
さらに確認すると、スーツケースは 4桁ダイヤル。
4桁は珍しく、購入されたばかりとのことでした。

4桁となると理論上は 9999通り。
職人としては数字の読み方が増える分、少しワクワクする部分もありますが、基本構造は3桁と同じで、冷静に手順を踏めば必ず開けられます。

■ 非常用解錠 → 番号特定へ
まずはお客様が中の物を取り出せるよう、非常用の鍵穴で不正解錠し、スーツケースはすぐに開きました。

しかしこのままでは番号が分からず、再び閉めると開けられなくなります。
そこで次は 4桁の正しい番号の特定作業 に移りました。

本来であれば、私は、ダイヤルの隙間から逆番号を読み取り、その反対側に合わせることで番号を割り出すのですが、今回は隙間が非常に狭く、さらに私の老眼も相まって読み取りが困難。

そこで素直に 解錠専用の道具 を使用しました。
この道具は、正しい番号に近づくとわずかに奥へ入る感覚があり、
その微妙な変化を頼りに番号を探っていきます。

ただし、道具があれば誰でも簡単に開くわけではありません。
結局は感覚と経験がすべてです。

■ 判明した番号は…まさかの全く別番号
最終的に正しい番号が判明しましたが、お客様が合わせていた番号とは まったく違う数字 でした。

番号変更をおすすめしましたが、
そのまま使いますとのことで作業完了。

最近のスーツケースは昔と構造が異なり、勝手に番号が変わることは基本的にありません。
今回なぜ番号が変わってしまったのか、非常に興味深いところです。

お客様の大切な荷物を守るため、
そして安心して使っていただくために、これからも丁寧な作業と確実な対応を心がけてまいります。


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