株式会社鍵匠
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【20年前の施工履歴を踏まえた適切な判断、MUL-T-LOC...

【20年前の施工履歴を踏まえた適切な判断、MUL-T-LOC...

2026/06/29

【20年前の施工履歴を踏まえた適切な判断、MUL-T-LOCK特有の上ピン不良による鍵交換事例】

本日の一件目は、20年以上前に上下の鍵交換をさせていただいたお客様から、昨夜ご連絡をいただいたところから始まりました。

当時は上下ともWEST社のギザ鍵タイプが取り付けられており、防犯性向上のためMUL-T-LOCK チューブラ錠(BS60mm)
へ交換した経緯があります。元の錠前はBS50mmだったため、ネジ位置のズレに合わせて貫通穴を加工した記憶が残っていました。

以前、マルティロックの鍵を落とされた際に鍵先の金属が盛り上がり、差し込みにくくなる症状があり、その修正を行ったことがあります。今回も同様の原因を想定して現場へ向かいましたが、実際には別の不具合でした。

今回の原因は、MUL-T-LOCKで比較的よく発生する上ピンの二重構造が経年でばらけるトラブル
これにより抜き差しが不安定になっており、修理より交換が確実な状態でした。

■ 鍵の種類・色の違いも踏まえたご提案
今回は、防犯性に加えて鍵の色・見分けやすさも重要なポイントでした。
下側にはWEST社ディンプルキー #222(GD色)が使用されており、同系統の色や形状で揃えると見分けがつきにくくなる可能性があります。

そのため、お客様にメリット・注意点を丁寧に説明し、
GOAL社 V18 AD-5(BS50mm)ディンプルキーで交換する方針に決定しました。

■ 過去の加工跡を整えるための適切な処置
20年前の施工でBS60mmに合わせて加工していたため、今回は、BS50mmに戻すとどうしても穴位置のズレが生じる状態でした。

そこで、
iNAHO エスカッション SS-59(目隠しパネル)
を両面に取り付け、見た目も美しく整えたうえで交換を実施しました。

■ 作業時間は約30分
交換作業はスムーズに完了し、
20年前の施工内容まで覚えてくれていたことが嬉しいとお客様にも大変喜んでいただけました。

長い年月を経て再びご依頼いただけることは、職人として大きな励みです。
本日も、防犯性・操作性・仕上がりの美しさを意識した施工を行うことができました。


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