【マンションオートロックの危険な取付を是正し、真の故障を突き...
2026/10/03
【マンションオートロックの危険な取付を是正し、真の故障を突き止めた施工事例】
本日はマンション管理会社様よりオートロックが開かなくなることがあるとのご依頼を受け、現場へ伺いました。現在は開けっぱなしにしているとのことで、暗証番号を共有いただき動作確認を開始しました。
錠前を確認した瞬間、思わず手が止まりました。
取り付けられていた MIWA AL4M.CS(BS51)電気錠 は、上下の固定ネジ穴が大きく広がり、通常では考えられない位置にドリルネジで無理に固定されている状態。ネジ穴はすでにバカになり、錠前ケースはグラグラ。さらにケース表面のネジが盛り上がり、観音開きの反対側の扉に当たるほど危険な状況でした。
管理会社様へ状況をお伝えし、まずは電気錠を正しい位置に確実に固定できるよう、挟み込み式エスカッションを使用して上下を加工。アルミドアに直接ネジ止めされていたため穴が広がっていましたが、構造を整えることでしっかり固定できる状態へ改善しました。受け側と戸当たりの調整も行い、オートロックとして適切な位置関係に復旧。
ところが、何度か開閉を確認している途中で突然電気錠が動作停止。原因を追った結果、最終的には 電気錠本体のモーター故障 と判明しました。
取付不良と本体故障が重なった事例であり、電気錠の不具合は、本体だけでなく取付方法そのものが原因というケースが少なくありません。今回の取付修正は、電気錠本体を交換する際にも必ず必要となる工程であり、作業自体は無駄ではありません。
現在はドアを開放した状態で、交換用の見積もりを作成しています。
マンションのオートロックや電気錠は、入居者様の安全に直結する設備です。
正しい施工と確実な診断が、安心して使い続けていただくための大切なポイントだと改めて感じた現場でした。






