【施工不可と言われ続けた室内サッシ問題に終止符。
2026/08/08
【施工不可と言われ続けた室内サッシ問題に終止符。鍵屋が実行した唯一の方法】
数日前にご相談いただいたお客様から、室内サッシの扉から出入りできるようにしたいとのご依頼がありました。
この内容、実はほとんどの業者が対応を断る難案件です。
理由は単純で、室内サッシは内側のクレセント錠で締める前提で設計されており、枠幅も狭く、ドア厚も特殊で外側に鍵を取り付けるスペースが存在しないためです。
しかし当社には、過去の経験から導き出した唯一の実現方法があります。
■日本ロック社製ファスナーロックを外側に取り付ける特殊施工
外出時はロックを装着し、帰宅時にレールから取り外す運用方式。
今回は通常プレートではサッシが干渉したため、ガラス面まで高さを上げる専用プレートを使用しました。
ただしこの専用プレートは本来室内用で外側に付けると、ドライバーで外されるリスクが出てしまいます。
そこで、電動ドライバーでネジ山を潰し、外側からの取り外しを完全に不可にする処理を実施。
お客様にもリスクと仕様を丁寧に説明し、ご了承いただいたうえで施工しました。
■安全性をさらに高めるための最終仕上げ
ファスナーロック本体には鍵番号が刻印されています。
これは合鍵作成の手掛かりになるため、外側に取り付ける場合はリスクが高まります。
そのため、写真撮影後にグラインダーで鍵番号部分を削り、判読できないように処理しました。
これにより、番号からの不正複製リスクを限りなく低減できます。
正直、万人におすすめできる方法ではありません。
それでもどうしてもこの扉から出入りしたいという強いご要望に応えるため、構造・安全性・運用方法を踏まえたうえで、可能な限りの最善策を提供しました。




