【本日3件目】40年前の引戸錠前がついに限界を迎えていました
2026/03/16
【本日3件目】40年前の引戸錠前がついに限界を迎えていました
引戸の鍵が開かなくなり、勝手口から出入りしているので見てほしい、そんなご依頼で現場へ向かいました。
勝手口から入らせていただき、玄関の引戸を操作してみるとスライドレバーが最後まで動かず、まったく開く気配がありません。
ネジを緩めたり、ドアの隙間を広げてみたりと可能な調整を試しましたが改善せず。
最終的に、隙間からデッドボルトにマイナスドライバーを当て、ハンマーで慎重に叩いてなんとか解錠することができました。
内部を確認すると、SHOWA製の約40年前の錠前が完全に故障しており、交換が必要な状態でした。
■ 錠前交換へ…しかし中心ズレという別の問題が発覚
交換作業に入る前に貫通穴を確認すると、錠前の中心位置が明らかに合っていません。
ドア自体は端までしっかり閉まっているため、これは建築時のサッシ採寸ミスが原因と考えられます。サッシは現場で採寸したサイズをメーカーがそのままカットするため、最初の計測がズレていると、数十年後にこうした不具合が表面化します。
今回も信頼性の高い MIWA PSSL09-1LS(CB色) を取り付けましたが、やはり中心が合っていないため、鍵はかかるものの違和感が残る状態でした。このままでは確実に不具合やクレームにつながります。
■ ジグソーで貫通穴を調整し、中心位置を正確に修正
そこで、内側の片面だけをジグソーで丁寧に削り、錠前の中心位置を正しい位置に合わせ直しました。
調整後は鍵の動きが非常にスムーズになり、お客様にもなぜ良くなったのか原因は何だったのかをしっかりご説明し、ご納得いただけました。
作業時間は約40分。
無事に交換・調整を終え、安心して使える状態に戻りました。
■ 今日のポイント
鍵は中心が正しく合っているかが最も重要です。
どれほど良い錠前でも、中心がズレていると本来の性能を発揮できません。
40年前のわずかな採寸ミスが、現在のトラブルにつながる。
だからこそ、現場での微調整と正確な施工が欠かせません。







