【業務用金庫のダイヤル解錠・交換作業|コクヨSF型と他記号の...
2026/03/27
【業務用金庫のダイヤル解錠・交換作業|コクヨSF型と他記号の違い】
昨夜夜遅く、会社の金庫が開かなくなったとお困りのお客様からご連絡をいただきました。
中には会社印や社長様の御印鑑も入っており、月内に開けられないと業務に支障が出る状況とのこと。
まずは写真と型番を送っていただき、最も費用を抑えられるメーカー番号問い合わせを取引先を通じて実施。
しかし、コクヨは製造年数により番号照会の受付期限があり、今回は 問い合わせ不可 との回答でした。ここで初めて、物理解錠が必要と判断。
■ 金庫型番の記号で作業内容が大きく変わる
● SF(今回のケース)
業務用耐火金庫・耐火キャビネットに多い記号で、
一点突きによる「ツボ抜き解錠」が可能。
● HS・TS(ストロング金庫/防盗金庫)
防盗性能が高く、内部構造が強化されているため、
超硬ドリルや専用工具が必須。
作業時間・費用が大きく変わるため、型番確認は最重要です。
■ 今回の作業内容
お客様の金庫はSF型だったため、
一点突きでの解錠が可能と判断し、本日現場で作業開始。
まずダイヤルをパイプレンチで固定、理由は、ドリルと一緒にダイヤルが回転してしまうためです。
そしてダイヤルを抜いた後、
ここからが最も重要な工程。
ひょうたんと呼ばれる部品を、正確な一点から抜く作業です。
この一点がわずかにズレるだけで開かなくなるため、金庫解錠の中でも特に精度が求められる作業になります。
しかし今回は少しズレがあったため、慎重に調整しながら作業を進め、無事に一発解錠。
続いてダイヤル交換へ。
車載している万能タイプの業務用ダイヤルを、扉の厚みに合わせてグラインダーで加工し、取付。
最後にお客様ご希望の番号へ設定し、操作説明を行いました。
作業時間は約2時間30分。
■ なぜ開かなくなったのか
長年、ダイヤルを固定したまま鍵だけで運用されていたとのこと、この使い方で今まで開いていたのは、正直奇跡に近い状態です。
今回は、誰かがダイヤルに触れてしまったと思われます。
もう諦めかけていたのに、すぐ対応していただきありがとうございますと、ありがたいお言葉も頂戴しました。






