【廃盤錠前との戦い…!アルファNo.4660の壊れた鍵を救っ...
2026/03/19
【廃盤錠前との戦い…!アルファNo.4660の壊れた鍵を救った日】
本日一件目は、一昨日ご連絡いただいたお客様。
母の実家の鍵が空回りして、開け閉めが不安定で困っているという壊れた状態でのご相談でした。
お話を伺うと、戸先側に付いているアルファ社の錠前、写真を送っていただくと No.4660と判明。
しかしこの錠前、長年使われてきたものの すでに廃盤、さらにサイズ違いの No.4600も廃盤、後継品も存在しません。
似た商品は他メーカーにもありますが、
木製ドアに新たなネジ穴を開けると、元の穴にずれ込んでしまうことが多く、固定が効かないリスクが高い のが現実です。
お客様も昔からのドアに穴を増やしたくないとのご希望。
そこで、まずは同じ物を探すところからスタートしました。
■ 廃盤品の市場価格の現実
元々は 2,500〜3,000円 の商品。
ところがネットで調べると…
• 安いところで 7,500円
• 高いところでは 22,000円
完全に希少品価格
安いサイトもありましたが、怪しさ満点で手が出せず。
最終的に Amazonで7,580円のNo.4600 を発見。
多少の加工は覚悟しつつ、お客様にも事情を説明し、落札価格への上乗せや出張費を含めた見積もりをご承諾いただきました。
■ いざ交換作業へ
気になっていたのは シリンダー径が4660より大きい点。
しかし実際に取り付けてみると…
加工なしでピッタリ。
本体幅も少し広いものの、受け側の金具との位置関係も問題なし。
動作確認もスムーズで、お客様にも大変喜んでいただけました。
■ 職人として大切にしていること
本音を言えば、真ん中に新規で貫通穴を開けて新しい錠前を付けるという選択肢が作業としては確実です。
ですが今回は、昔からのドアをできるだけ傷つけたくないというお客様の想いを最優先しました。
錠前は技術だけでなく、
その家の歴史や気持ちに寄り添うことも大切だと改めて感じました。
■ 同じ悩みを抱える方へ
アルファ社の No.4660・4600は完全廃盤、今後の復活予定もなさそうです。
全国で困っている方は多いと思います。
もし同じ状況でお困りの方がいれば、現場に合わせた最適な方法をご提案しますので、無理に怪しいサイトで購入する前に、ぜひ専門業者へご相談ください。







