【アルミ玄関ドアのドアクローザー交換で判明した見逃せない劣化...
2026/04/13
【アルミ玄関ドアのドアクローザー交換で判明した見逃せない劣化と最適な対処】
本日は、昨年トイレドアの不具合で対応させていただいたお客様から、玄関のドアクローザーが異音を出しており、片側が完全に外れているとのご相談を受け、現場へ伺いました。
以前トイレ錠の作業時に、私が油漏れと動作の違和感に気づき、交換をおすすめしていたのですが、その時は様子を見るとのことで一旦保留に。
そして今回、嫌な予感が的中しました。
■ 現場で判明した深刻な状態
アルミ製の玄関ドアは強度が弱いため、ドアクローザーは鉄プレートを挟み込んで固定されています。
しかし今回はその 鉄プレートのネジが外れ、プレートごとドア内部に落下 していました。
ドアの中に一度落ちたプレートは、後から元の位置に戻すことができません。
この状態での交換は、通常の作業とは難易度が大きく変わります。
■ リベット止めでは対応できない理由
今回使用するのは RYOBI S-202P(CB色)。
万能タイプのため、プレートの上にレールを取り付ける構造になっています。
そのため、
・リベット止めをするとレールが浮く
・強度が確保できない
という理由から、リベットでの補修は不適切と判断しました。
■ 最適解として選んだ施工方法
プレートが戻せない以上、固定方法を再構築する必要があります。
そこで私は、プレートの穴位置をすべて活かせるよう、ドア側に新たにドリルで穴を開け、ビスを追加して確実に固定する方法を選択しました。
お客様には、アルミドアは構造上プレートで補強しているが、落下した以上は元に戻せない、そのうえで最善の施工方法を行うと丁寧に説明し、納得いただいたうえで交換作業を実施しました。
■ 作業後の状態と大切にしていること
交換後の動作は問題なく、しっかりと閉まり、異音も解消。
ただし私は、伝えるべきことは必ず伝える
という姿勢を大切にしています。
見えない部分だからこそ、構造上の弱点や今後起こり得るリスクを正確にお伝えすることが、お客様の安心につながると考えています。
■ まとめ
・アルミドアのドアクローザーはプレート固定が必須
・プレート落下は後戻りできない重大な劣化
・リベット止めでは万能型クローザーに適さない
・最適解はビス追加による確実な固定
・専門的な判断と丁寧な説明が安心につながる
玄関ドアの異音や動作不良は、放置すると大きなトラブルにつながることがあります。
気になる症状があれば、早めの点検をおすすめします。
取付後の写真は撮り忘れました。





