【専門鍵屋の対応力】廃盤錠前にも確実に応える両面シリンダー取...
2026/04/08
【専門鍵屋の対応力】廃盤錠前にも確実に応える両面シリンダー取付工事
本日2件目は、3月26日に現場調査したお客様宅へ。
注文していた GOAL社 P-AD-6(両面シリンダータイプ・チューブラ錠) が本日入荷したため、こちらからご連絡し、ご了承をいただいて施工に伺いました。
■ なぜ「両面シリンダー」なのか
ツマミ仕様の場合、外部から手を伸ばして解錠される恐れがあります。
もちろん、登られてしまえば万能ではありませんが、泥棒に躊躇させる・時間をかけさせるという防犯の基本において、両面シリンダーは有効な選択肢です。
■ 古い門扉ゆえの課題と、現場で導き出す最適解
今回の門扉はサッシメーカー製の古いタイプで、
元々ついていた WEST社の両面シリンダー はすでに廃盤。
現行品をそのまま取り付けることはできません。
そこで、現場状況に合わせて以下の加工を行いました。
• 35mm・22mmホルソーで貫通加工
• ケース部分が深く窪んでいたため ワッシャで高さ調整
• 受け側もホルソー・ドリルで加工
• 門扉厚35mm → P-AD-6は最低37mm必要→ iNAHO社 SS-59(ST色)を使用し、ドア厚を増やして適正値に調整
SS-59は単なる化粧プレートではなく、ドア厚を増やすための調整材として活用し、安全性と確実な固定を両立させました。
■ 施工時間と仕上がり
作業は約1時間で完了。
お客様からは古い門扉でもここまで綺麗に付くんですねと大変喜んでいただけました。
廃盤になった錠前でも、現場に合わせた加工と適切な部材選定で、安全性を損なわずに交換することが可能です。
古い建物でも、今できる最善の防犯を形にする。
それが現場主義の鍵屋としての責務だと考えています。






