【三協アルミドアで発生した鍵が途中で回らない原因を見抜いたプ...
2026/03/30
【三協アルミドアで発生した鍵が途中で回らない原因を見抜いたプロの対応力】
本日2件目は、下の鍵が途中で回らなくなることが頻繁にあるので、一度見てほしいというご相談でした。
一件目の作業中にお電話をいただいたため、詳しい状況は聞かず、まずは現場で直接確認することにしました。
現場でお客様に鍵を回していただきながら状態を確認したところ、原因はすぐに判明。
ドアは三協アルミ、鍵は以前に他社で交換された WEST TEO 916(2個同一) が取り付けられていました。
しかし、ケースの軸の動きから、元々は MIWA社の縦穴くの字キー が付いていたことが分かります。
今回の不具合の原因は、下のシリンダーではなく、鍵で動かされる側のケース本体が故障寸前 という点でした。
特にこの年代のガードロック付きケースは壊れやすく、三協アルミに多い MIWA GAS2 はその代表格です。
一番壊れるというより、一番普及したため故障件数が多いという印象です。
なお、車載しているのは GAS2だけではなく、各メーカーのMIWA社ガードロック付きケースを5種類。
その中でも三協アルミ用のGAS2は故障率が高いため、特に GAS2だけは2つ常備 しています。
今回もまさにそのケースで、ガードロック(アームが出てチェーン代わりになる機能)が正常に動作していませんでした。
お客様に状況を丁寧に説明し、
GAS2ガードロック付きケース本体の交換 を実施。
錠前を外し、ケースを取り外して新しいものへ交換します。
ここで重要なのが、下のシリンダーのテールピースを縦に変更する作業。
同じGAS2でも新しいタイプは縦仕様でないと操作できず、これを忘れると鍵が回りません。
交換後のケースは対策品になっており、これまで再発した例はありません。
動作確認を行い、お客様にも実際に操作していただくと、軽くなった。調子が良くなった。と大変喜んでいただけました。
鍵の不具合はシリンダーだけが原因とは限らず、ケース本体の構造・年代・ドアメーカーとの組み合わせで症状が大きく変わります。
現場で見た瞬間に判断できる経験値が、トラブル解決のスピードと確実性につながります。
今後も、壊れかけのケースを見逃さず、最も安全で確実な方法で対応してまいります。






