「部品供給終了の室内錠を、現場判断で確実に復旧」
2026/03/26
「部品供給終了の室内錠を、現場判断で確実に復旧」
本日二件目のご依頼は、
室内間仕切り錠のドア座がぐらつき、元に戻せなくなったという内容でした。
お客様ご自身で一度取り外されたものの、復旧が難しくお困りのご様子。
どのような作業であっても基本料金が発生する旨を丁寧にご説明し、ご了承いただいた上で現場へ向かいました。
現地で確認したところ、座を固定するためのネジはパネル内側にある構造でしたが、片方の座に固定されているネジ足そのものが折損しており、通常の方法では固定ができない状態でした。
さらに錠前には「Union」の刻印があり、お客様もメーカーへ問い合わせされたそうですが、一般住宅向けの室内錠は既に生産縮小されており、交換部品の供給は終了しているとのことでした。
そこで現場判断として、折れた樹脂製ネジ足に新たにネジ山を形成する方法を採用しました。
4mmのネジでは緩く、5mmのネジを強いトルクでねじ込むことで
樹脂側にネジ山を作り、確実に固定できると判断。
片方では無理なので反対側をお客様に押さえていただきながら慎重に作業を進め、座はしっかりと安定し、レバーハンドルも正常に作動する状態へ復旧いたしました。
もちろん、通常とは異なる方法で固定しているため、長期耐久は保証できないこと、次に外れた場合は、Union刻印であっても他メーカーへの交換が必要となる可能性があることこの二点は誠実にお伝えいたしました。
作業時間は約30分。
部品が入手できない状況でも、
現場で最善の方法を選択し、確実に復旧させることが職人としての責務であると考えております。







