「3万円払ったのにテープだけ…現場で判明した本当の原因」
2026/02/05
「3万円払ったのにテープだけ…現場で判明した本当の原因」
本日3件目のご依頼。
2日前、鍵を閉めた直後に開かなくなったというトラブルが発生したお客様からのご相談でした。
携帯電話は室内、暖房もつけっぱなし。
不安の中、遠方に住む娘さんの家まで30分歩いて助けを求めたそうです。
その後、緊急で来た鍵屋さんに約3万円を支払ったものの、
作業内容は ラッチの引っかかりを解除し、ラッチと受けにテープを貼って帰っただけだったとのこと。
電話では状況が把握できず、
これは現場を見ないと判断できないとお伝えし、急行しました。
■ 現場で判明した本当の原因
ドアは20〜25年前に流行した北米仕様。
日本の気候に合わず、木が柔らかくカビやすい特徴があります。
鍵メーカーはタイタン。
鍵の動作は全く問題ありませんでした。
原因は、ドアが下がり、さらに前に浮いていたことで
ラッチと受けが強く擦れ、動かなくなっていたこと。
気温変化にも敏感なドアで、
お客様が押す部分が下がらなかったとおっしゃっていた点とも一致しました。
■ 必要だったのは受けの位置調整
今回の対策は、
受け(ストライク)の位置を下方向と前方向へずらす加工。
受けを外し、ノミとハンマーで丁寧に削り、位置を調整しました。
作業後はスムーズに開閉できるようになり、お客様にも安心していただけました。
正直、テープを貼って帰るだけで3万円はないだろうという思いが残りました。
■ 実はこのお客様…
以前、下部にディンプルタイプの補助錠を新規で取り付けた方でした。
今回は携帯も室内で連絡が取れず、やむを得ず別の業者に依頼したとのこと。
困った時こそ、
最後まで責任を持って対応する鍵屋でありたい。
改めてそう感じた現場でした。






